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2006年12月 アーカイブ

2006年12月03日

ロハス生活 ウォームビズ

地球温暖化防止のために環境省の呼びかけでスタートした「ウォームビズ」

暖房温度を20度に設定し、衣食住の工夫によって省エネをはかり、地球温暖化を防止しようという運動です。

環境に配慮したくらしをするロハスのために、是非ウォームビズも重要な要素になってきます。

ロハス生活にとっては、ウォームビズを取り入れたいところ。

ということで、オフィスだけではなく、「うちエコ」の運動が推進されています。

どのような実践方法があるのでしょうか?

例えば、電子レンジ、食器洗い乾燥機、炊飯器、トースターなどのプラグの接続先を、スイッチ付きのコンセントケーブルに一本化したり、電気湯沸しポットの使用をやめるなどが考えられます。

お湯が必要なときは、その都度わかして電気代を節約もできます。

トイレのマットを夏用から冬用に変えたり、台所のスリッパも暖かいフリース製に変えたり。

小さなことから始めてみてはいかがでしょう。

1度暖房温度を下げることによって灯油代が11000円年間で節約できるといいます。

その他としては、ペットボトルを湯たんぽ代わりにしている家庭もあるようです。

ただし、熱湯を入れないようにしてくださいね。


2006年12月09日

スローフードでロハス生活

ロハスの広まりに伴って、ロハスの一環としてのスローフードに対する消費者の意識も高まってきました。
ローマにファストフード店が出来始めた1980年代半ば、従来の食文化の荒廃に危機感を抱いたイタリア人有志によって始まった、食に関する文化復興運動から来た言葉で、ファーストフードの対語として使われています。

スローフードによって、環境や健康が守られることから、ロハスにおいても、スローフードは重要なキーワードとなっています。
野菜などに生産者が明記されているものもスローフードの一環といえます。

ロハスの浸透とともに注目度を上げつつあるスローフード。
ロハスな生活において、スローフードはどのように取り入れたらいいでしょうか。

無農薬や無添加のものが手に入らないようなら、十分に洗ったり下ゆでしたりするなどして、毒性を薄めてから使うなどして工夫していきましょう。
伝統食を、手間ひまを惜しまず、愛情こめて作りましょう。

「よく噛んでゆっくり食べる」「食べ過ぎない」「作り過ぎない」などに留意し、環境と健康に良い、おいしい食事を楽しみましょう。


2006年12月31日

ロハスとコンビニ

新業態コンビニの展開を加速しているローソンは12月28日、新たに輸入食材などを扱う高級志向の「プレミアムコンビニ」を3月6日にJR名古屋駅前の超高層ビル「ミッドランドスクエア」(名古屋市中村区)に出店することを明らかにしました。

 出店する立地に合わせ、若い女性や高齢者、子育て主婦向けなどターゲットを明確にした個性的な店を相次いで開発しており、新たな領域に挑戦する。

 店舗名は「ミッドランドステーション・バイ・ローソン」。3月にオープンする商業施設スペースのテナントとして地下1階に開店する。

 品ぞろえは、大都市圏で展開している健康志向で女性向けの「ナチュラルローソン」の商品を中心とするが、輸入食材や雑貨、環境に配慮した生活様式を提唱する「ロハス」商品などを充実。名古屋ならではの「ご当地食品」も取りそろえる。

 店内の内装のほか、サービス面でも、「ワンランク上のコンビニにする」という。

 ミッドランドは20代後半以上の“セレブな女性”をターゲットにした高級志向のテナント59店が入居することから、「プレミアムコンビニ」の立地に最適と判断した。

 新浪剛史社長は、「働く女性の比率はさらに高まる。机上の空論ではなく、さまざまなことを実験的にやっていきたい」と話している。

 今後のプレミアムコンビニの店舗展開は未定。ただ、東京、大阪などの都心部の外資系企業や大手企業が入居するオフィスビルのほか、大規模再開発で誕生する複合商業施設やホテルなど出店に適した立地は多く、ミッドランド店の実績を踏まえ、今後、多店舗展開を検討していくとみられる。

 ローソンでは、「ナチュラル」や主婦層などを狙った生鮮コンビニの「ローソンストア100」を本格展開しているほか、先月15日には子供の一時預かりサービスを提供する「ハッピーローソン」を東京・日本橋にオープンした。既存店売上高の前年割れが続き、競争が激化するなか、地域特性に合った「個店主義」で、勝ち残りを目指す戦略を描いている。

LOHAS(ロハス)とはLifestyles Of Health And Sustainability(健康と地球の持続可能性を志向するライフスタイル)というもの。輸入食材はロハスと真っ向から対立すると言ってよいのではないかと思います。輸入しているからには、輸送されている訳で、その輸送は非常に高環境負荷になってしまいます。プレミアムそのものが実は環境と対立すると思います。量産、大量輸送、大量消費の方が実は環境負荷が小さい。量産、大量輸送、大量消費が環境に悪そうなのは、ムダ使いがあるからで、それを同居させるのはどうかと思います。

ロハスな暮らしというのは、出来るだけ自給自足をしたからと言って良い訳でもありません。焼畑農業などと言うのは自給自足に近い人達の農耕方法ですが、それが環境に大きなダメージを与えることは良く知られてます。健康にはあまり良くないかもしれませんが、スーパーで買い物をするのは環境負荷が特に高いわけではありません。環境負荷を考えるなら、人減らしはとても環境負荷を減らす。人の存在自体が、電気の在る、車の在る、携帯の在る、インターネットの在る生活そのものが環境負荷を高めているともいえます。

ロハスというのは本来マーケティング用語でハイソサエティな人達にそのような志向があることを用いてマーケティングをするというものです。長期的視点で健康に留意し、自分が生きるための環境負荷を生活レベルを変えずできるだけ軽くしようというものであると思います。膨大な環境負荷を地球に与えている人が、少しだけ環境負荷を減らそうという程度のものに過ぎないという考え方もあると思います。一種の贅沢かもしれないし、環境負荷を減らすなら、公共交通機関しか使わない生活や、光熱費削減、部屋の温度管理、水を大切にするとか、紙を無駄にしないとかの節約生活の方が確実かもしれません。お金を使わなければ環境負荷は確実に減っていきますから。


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