« 2006年10月 | メイン | 2006年12月 »

2006年11月 アーカイブ

2006年11月12日

ロハスな会社@ フェアトレード・カンパニー

「ピープル・ツリー」というブランド名でフェアトレード商品を広めている会社が、フェアトレード・カンパニーです。

カタログ販売と店舗販売で展開している会社です。

社長は、インド系イギリス人のサフィア・ミニーさん。

彼女の情熱によって、日本でもフェアトレード商品が普及されてきています。

フェアトレードに関わる会社や店は、どちらかといえばあまりおしゃれさがなく、一般の人々にはとっつきにくさがあると思います。

フェアトレードカンパニーは、衣類については、日本でデザインを行って、製造はインドの女性たちに依頼するといった形態で、日本にも受け入れやすい体制を整えており、ビジネスとして成功を収めています。

フェアトレードとは?

2006年11月13日

ロハスな企業A 良品計画

良品計画は、1989年6月(登記上では1979年5月)に設立された会社で、今では売上げが1,200億円を超える大企業となっています。

1980年に無印良品が打ち出されました。
最初は家庭用品が9品目・食品31品目のみの展開だったのですが、有名ブランドがひしめく中にあって見事にオリジナル性を発揮し、今では数千点の商品を展開し、生活用品すべてをカバーするブランドにまで成長をとげています。

ニューヨークやロンドンでも「MUJI」ブランドは知られ、シンプルライフへの貢献をしています。


無印商品について(良品計画HPから引用)


無印良品について

「わけあって、安い」をキャッチフレーズとし、安くて良い品として開発された無印良品。1980年、良品計画の母体である西友の自社開発の経験を基にノーブランドの商品発想でつくられました。商品開発の基本は、生活の基本となる本当に必要なものを、本当に必要なかたちでつくること。そのために、素材を見直し、生産行程の手間を省き、包装を簡略にしました。この方針が時代の美意識に合い、シンプルで美しい商品が長く愛されてきました。


素材の選択
おいしくて健康にも役立つ食品。着心地よく、身体になじむ衣服。使い勝手を第一に考えた生活雑貨。ふだん見過ごしがちな基本のもの作りのために素材を見直します。品質は変わらないのに、見栄えのために捨てられているもの。業務用の素材。世界中から見つけた原材料や、安価で大量に確保できる旬のものなどを活かして、低価格で質の良い商品が生まれました。


工程の点検
ひとつの商品ができるまでのプロセスを徹底的に点検する。選り分けたり、大きさを揃える手間も不必要。不揃いのままだったり、つや出しせずに仕上げたり、商品本来の質に関係のないムダな作業を省いて必要な工程だけを活かしました。規格外のサイズ、かたちで捨てられていたものも商品に。素材をムダなく活かし、コストダウンにもなる、実質本位のもの作りです。


包装の簡略化
飾らず、もの本来の色やかたちのままを大切にしたい。過剰な包装をしない。まとめて一括包装に。共通容器に入れる。シンプルなもの作りであると同時に、地球の資源をムダにせず、ごみを減らすこともできるものです。無印良品の商品はすべて、成り立ちのわけが印刷されているパッケージであっさり包まれていたり、タグがつけられているだけで、店頭に並んでます。

2006年11月14日

ロハスな企業B パタゴニア

パタゴニアは、アウトドア用品とウェアのメーカーです。

世界的に有名なロハス企業の一つで有名な会社。

創業者はイヴォン・シュイナードで、登山家であり、山の環境にできるだけ負荷を与えない登山用具を自分で作りたいということで起業をしました。

登山時に岩肌に打ち込むピトンという道具はそのまま放置されることになりますが、そこから持って帰れるものをシュイナードは自ら作りました。
その他にも、コットン商品のすべてをオーガニックコットンにしたり、ペットボトルを再生したフリースを作ったりと、地球の健康と人々の健康を両立させようという理念が明確に伝わってくるものです。

パタゴニアでは、売上げの1%または、利益の10%の多い方を環境団体に寄付するという「アースタックス」を行っています。

パタゴニアの環境への取り組み(パタゴニアのHPから引用)

パタゴニアが定義するクオリティには、生産過程やビジネス全体において環境へ与える影響を最小限に抑えることも含まれます。私たちは常に使用する原料を分析し、技術革新に投資し、廃棄物を厳しく監視し、そして利益の一部を直接的な行動を行う草の根の環境保護グループを支援するために寄付しています。私たちは、何よりも愛する自然界が消滅の危機に瀕していることを認識しています。だからこそ、パタゴニアで働く私たちは、野生のままの姿をとどめる土地や水域を守ろうという意志を共有しているのです。ビジネスを手段として環境危機に警鐘を鳴らし、解決に向けて実行することは、私たちの信念です。

2006年11月15日

ロハスな企業C ザ・ボディショップ

ザ・ボディショップは、世界各地に伝わるハーブや木の実など天然の原料を使ったスキン&ヘアケア製品を製造・販売する企業です。

創業者は、アニータ・ロディックというイギリス人女性です。
創業当初から動物実験反対を訴えたり、できるだけ自然な素材を使うことを訴えていました。

今では2000店舗以上あり、日本でも100店舗以上に増えています。

社会と地球環境の変革を追求し、ビジネスを通じて世界に貢献し続けていくということを理念として掲げているロハスな企業の一つといえると思います。

ザ・ボディショップの5つの理念(ザ・ボディショップのHPより引用)

・化粧品の動物実験に反対しています。
化粧品の製造・販売過程で行なわれている動物実験は、動物への虐待行為であり、実験データを裏付けにした製品の安全性そのものが不明な事から、動物実験反対キャンペーンを行うなど、ザ・ボディショップは動物実験そのものの廃止を求めています。ザ・ボディショップの製品には、古くから世界中の人々が生活の中で使ってきた安全性の確かな天然のスキンケア原料、様々なハーブやフルーツ、野菜などの食べ物、植物性オイルなどが多く使われ、原料や製品に対する安全性の検査には、全て代替テストを実施しています。

・公正な取引により、地域社会を支えています。
コミュニティトレードは、「援助ではなく取引を!」をコンセプトにした、ザ・ボディショップ独自のフェアトレードプログラムです。支援を必要としている小さなコミュニティと、持続性のある取引関係を築き、長期的なサポートを続けるための取り組みから生まれました。社会的、経済的に恵まれない生産者から、直接原料やアクセサリーを公正な価格で購入することで、そこに住む人々の雇用、医療、教育を充実させ、彼らの持つ文化や伝統を守りながら生活できるようにしています。


・自分らしい生き方を大切にしています。
「セルフエスティーム」は自己尊重、自己肯定を意味する言葉です。私たちは皆、顔や身体、そして心もひとりひとり違います。この世の中にたった一人しか存在しない自分を大切に、もっと個性を尊重して愛しましょう。世界に数人しかいないスーパーモデルのような「誰かさん」のイメージを追わず、自分自身を認め、良いところをたくさん発見する、そんなポジティブな生き方こそが本当の美しさだと私たちは考えます。「ありのままの自分を好きになろう」それが、セルフエスティームです。


・ひとりひとりの人権を大切にしています。
あらゆる人々の人権を尊重することは、道徳的な責任であり、ザ・ボディショップの価値観の基本で、その概略は「ミッション・ステートメント」や「取引憲章」に述べてあるとおりです。人権の尊重は、すなわち健全なビジネスの実践でもあるのです。私たちは文化の違いを尊重し、性別や肌の色、年齢など、あらゆる差別をも許さず、常に公正である事を求め、特に弱い立場の人々に配慮します。


・私たちを取り巻く環境の保護に努めています。
ザ・ボディショップは、限りある資源を大切にしながら、将来の世代のニーズを損なうことなく、現代の人々のニーズに対応して行く事を目標にしています。製品の原料調達、製造、輸送、販売、廃棄物の処理まで、可能な限り地球環境への負荷を削減する努力をしています。自分たちが出すゴミに対して責任を持つために、再生プラスチックを原料にした容器やリサイクルしやすい容器を使い、店頭では簡易包装や、使い終わった空容器の回収に取り組むなど、お客さまと一緒に行動しています


株式上場をして、拡大路線を選択したことによって、理念が貫き通すことができなくなっている感はあるものの、企業の理念が社会に投じた一石は大きいものがあると思います。


2006年11月16日

ロハスな企業D アミタ

アミタは1977(昭和52)年4月1日創立の会社で、リサイクル事業を営み、老廃物を「ゴミ」として扱うのではなくて、資源としてとらえており、「循環型社会」の草分け的存在。


環境への取り組み(アミタHPより引用)

AMITAは、創業当時より持続可能社会の実現を目指して循環型システムを形成することに取り組み、様々な商品・サービスを通じた環境負荷削減に取り組んでいます。
同時に社内では、1997年、日常レベルでの環境負荷低減運動を開始、また2001年には、事業活動全般で環境に影響を及ぼす活動の抽出を実施するなど環境負荷低減に努めています。
その中でも特に環境影響の高い生産部門においては環境マネジメントシステムの導入を進めており、1999年には、姫路循環資源製造所でISO14001の認証を取得し継続的な運用をしています。
2005年8月には、チームマイナス6%の国民運動へも参加を表明。今後も、商品サービスに限らず様々な形で環境負荷低減の活動を展開していきます。

企業理念にもあるように、持続可能社会の実現を今こそ最優先と考え、循環型システムの形成を第一優先順位としているまさしくロハス的企業のアミタに注目していきたいと思います。


2006年11月17日

ロハスな企業E BPQC

BPQCは、伊勢丹のオリジナルブランドショップで、新しい感性で統一されたライフシーンを提案しています。環境の持続可能性である「サスティナビリティ」をコンセプトにし、オーガニックなコスメやアロマ関連、アパレルコーナーなどが充実しています。

証明できるオーガニック素材を100%使用。
証明できるオーガニック素材を10%以上使用。
有機栽培過程を証明できる素材を10%以上使用。
自主認定の自然や環境を配慮した素材を使用
などのアイコン表示が商品に表示されています。

天然素材を使用し、地球環境に優しい「和菓子」をテーマにしたオリジナル石鹸などもあり、
思わず食べたくなってしまうオリジナリティー豊かな商品もあります。


2006年11月26日

デトックスでロハス生活その2

最近注目を集めているのが、「引き算型の健康法」

体内にたまっている毒素を抱いて体内を浄化しようとする発想である「デトックス」

美容やダイエットに効果があるということで女性を中心に流行しています。

日常生活のなかで知らず知らずのうちに水銀や鉛、カドミウムなどの有害物質を取り入れているのではないかという将来の健康への不安が、デトックスという「引き算型の健康法」へ駆り立てている。

体内を浄化するという概念については昔からあり、インド最古の医学文献アーユルベーダにも記載されています。

また、岩盤浴やゲルマニウム温浴なども体内浄化ということで広く認知されています。

体内に蓄積された毒素を取り出すことが大切で、これがデトックスの第一歩で、浄化された体内をさらにきれいに強化するための成分を、食事やサプリメントで送りこんでいくことが大切になります。

一人ひとりが自分の生活に合わせて気軽に取り入れていけるかどうかがデトックスのカギとなります。

是非あなたもデトックスでロハス生活を!


About 2006年11月

2006年11月にブログ「ロハス生活のすすめ」に投稿されたすべてのエントリです。新しい順に並んでいます。

前のアーカイブは2006年10月です。

次のアーカイブは2006年12月です。

他にも多くのエントリがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type