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あなたの生活そのままでLOHAS


LOHASと住まいについて考えてみたいと思います。LOHASは「健康と地球環境を大切にしたライフスタイル」と言うとおり、その住まい方が重要になってきます。では、私たちはどんなことをすれば良いのでしょうか?

実は、私たち日本人は春夏秋冬、四季の移り変わりに合わせて住まい方の工夫をしてきました。
私たちの住まいには、もともとLOHASの精神がたくさん息づいているのです。
今回は、それらを少し紹介してみたいと思います。

衣替えを前提にした収納の考え方

洋服や布団がすっきり納まる収納
気候に合わせて衣類や寝具を変える習慣「衣替え」が日本にはあります。
過剰な冷暖房をせず、できるだけ身に着けるもので調整をするのも、LOHASといえます。

また、そのための収納計画をしっかり考えなくてはならないのが日本の住まいの特徴のひとつです。
例えば、夏物と冬物を入れ替えるためのスペースを確保したり、季節用品をしまうスペースを考えて収納計画をします。限られたスペースに収まる範囲以上のモノは持たず、すっきりと収納できるような工夫をするのもLOHASと言えると思います。

季節にあった窓まわりのアイテム

日本の伝統的な窓のしつらえ「障子」
これから寒さが気になる季節です。日本では、夏の暑さ対策として、窓にすだれやよしずを掛ける工夫があります。同じように、冬の寒さ対策をしてきました。

例えば、和風アイテムで代表的なのは「障子」。この断熱性はかなりのものです。
張替えが面倒だなどという理由で、和室の障子を外してしまっている方いませんか?冷気が一番浸入する窓に寒さ対策をすることは、かなりの省エネ効果が得られるものです。
また、現在もっとも良く使われているカーテンも、掛け方や生地の選び方ひとつで、その効果が変わってきます。窓まわりの演出を楽しみながら、試してみてはいかがでしょうか?





心身ともに健康になれる風呂

湯船につかるのは日本独特の文化
湯船にゆっくりとつかるのも、日本独特の文化。寒くなる季節、あの温かい湯につかる瞬間がうれしい季節となります。冷えた身体を芯から温めるには、シャワーではなく湯につかるのが一番です。温かい湯につかりリラックスして、心身ともに健康になるのもLOHASでしょう。

そして、浴室の省エネ効果はどんどん向上しています。ユニットバスになったことで保温性がアップし、最近では魔法瓶の様にお湯が冷めにくい浴槽もお目見えしています。また、自然の力でお湯を沸かすエコキュートなども、LOHASに一役買うアイテムです。

鍋を囲む温かい食卓
日本の食卓には“家族で鍋を囲む”という食事スタイルがあります。これも日本独特のものでしょう。そして、実はこれもLOHASなのです。

寒い時期に鍋をすれば、身体だけでなく、部屋も暖まります。そして、鍋といえば家族が一度に揃って食べるのが前提。例えば、家族がバラバラに夕飯をとると、何度も温めなおしたり食器をあらったりと、面倒なだけでなく、電気もガスも余計にかかっているものです。家族で鍋を囲む食事スタイルは、光熱費のムダも無くなります。そしてなにより、楽しい気分で過すことができます。

私たちは、食卓まわりにコンロやホットプレートが使えるよう配慮することは当たり前です。
こんな日本の食文化も、LOHASに通ずるものがあると思います。


このように、昔ながらの生活習慣には、環境と共存し心地よく快適な生活を送る工夫があちこちに見受けられます。私たちは、これらを自然に実行しているのではないでしょうか?

実は、LOHASにはコレと言った定義はありません。自分で考え創るのがLOHASの精神なのです。しかし、何かをガマンすることではなく「無理をせず・心地よく」などがキーワードとされています。先人の知恵を参考に、自分にとってのLOHASをじっくり探ってみましょう。







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